このごろ、北原亞以子の小説を気に入って読んでいる。『恋忘れ草』『花冷え』。江戸時代に生きるキャリアウーマン達のせつなく、そしてはかない恋愛模様を描いた『粋』な作品だ。外国にいるからかもしれないが、日本に古くからある『趣』『粋』を五感が強く欲しているような気がする。春夏秋冬の移り変わりとそれに伴う微妙な感情の変化、これを感じ取れるのは日本人の財産だなとしみじみ思う。
最近、気になる表現、『si dios quiere・・』。日本語にしたら、『神様が望むなら・・』のような意味になる。昨日、今日と担当地域で来週の自然農薬講習会の宣伝をして回ってたんだけど、せっかく農家さん達に参加してほしくてがんばってくどいているのに、『わかった、来週の金曜ね、参加するよ、si dios quiere...』といわれて、結局私たちがいくら前もってお知らせ&宣伝をしようとも、神様が望まなかったら、意味なくなっちゃうんだ。。。と思ったらなんかとてもむなしくなった。カトリックのこの国じゃ、神様は絶対。でも、「神様」を引き合いに出すことで、何でもチャラにできてしまっているような気がする。何か悪いことをしても、自分の過失というよりも、「神様の判断だから」、ということで自分で責任をとろうとしないことも多く、困ってしまう。一番、せつなかったのが、いつものように、別れの挨拶「Nos vemos!(また会おうね!)」といったら、「si dios quiere」と返された時!さっきまで、楽しく話してたじゃん!あんたは私に会いたくないの??そんなのまで神様まかせ?と思って若干憤慨した。でも、そんな私もいつのまにか、「gracias a dios...(神様のおかげで。。。)」などのフレーズを使ってしまっている。おそろしき神様パワー
いつも日本語教室を一緒にやってるペドロさんが、昼オフィスに贈り物を持ってきてくれた。中を開けたら、納豆と油揚げが入っていた。ペドロさんは首都の日系人の方に昔日本語と剣道を習っていた縁で、しばしば家を訪ねているそうだ。納豆はこの日系人の方が作って売っているそうだ。実際に納豆をいただいてみた。確かに、忘れかけていた日本の食卓の名脇役、納豆の味と香りが口の中に広がった。納豆って、ありそうでないし、大いに感動。今丁度大豆を育てているので、稲わらに包んで、土着の納豆菌がつくかどうか、やってみたいな。
隊員には、2年間を通じて21日間以内の任国外旅行が認められている。しかし、日本には帰れず、また訪問可能国も近隣諸国(中南米近隣)、しかも外交関係の良好な国しかいくことができない。だからどんなにキューバが近くとも、よっぽどの理由(業務上止むを得ない)がない限り渡航不可能。ちなみにドミニカからは、カナダ、アメリカ、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、コスタリカ、ニカラグア、エルサルバドル、パナマ、ベネズエラ、ジャマイカにいくことができる。でも実際は、渡航延期勧告などで、実際にはアメリカ、カナダ、メキシコ、コスタリカ、パナマ、位しか選択肢がない。そろそろちょっと深呼吸がしたくなったので、任国外旅行を計画してみた。ちなみに行き先はメキシコ。①ドミニカ共和国サントドミンゴ発8:40am アメリカ合衆国ツーソン着9:06pm②ツーソン発7;30AM グレイハウンドの車窓から、移り変わる景色を楽しむ。 メキシコ・ロスモチス着7;30PM③ロスモチス観光 港をぶらぶら&くじら観察をする。④ロスモチス発6;00AM チワワ太平洋鉄道の旅 クリール着2;14PM 途中下車⑤タラウマラ人の集落訪問⑥クリール発2;14PM チワワ太平洋鉄道にて、終点チワワへ。 チワワ着7;50PM⑦チワワ観光 噂のチワワ肉を食す⑧チワワ発早朝 シウダフアレス着 シウダフアレス観光⑨メキシコ・シウダフアレス発早朝 国境の橋を徒歩で渡る。 アメリカ合衆国エルパソ着 エルパソ観光⑩エルパソ発 ツーソン着 ツーソン発 サントドミンゴ着国境越えの治安がちょっと心配だけど、とてもおもしろい旅になりそうな予感。一月下旬くらいに行けたらいいのだけど、その時期は苗の準備、講習会などで多忙になりそう。でもその時いけなかったら、来年の5月位まで時間がとれそうにない。。。果たして実行できるのかしら。。。。。まあ、紙上旅行も楽しいものです。
共済会主催のボーリング大会。私は係になっていたので、午前中から景品探しの旅。プラサセントラルというショッピングモールをぐるぐる。結局選んだもの。若人男子の部一位:香水(沢山の種類から、恋人につけて欲しい香りを妄想して吟味)若人男子の部二位:韓国コスメブランドメンズ洗顔フォーム&顔パック女子の部一位:柑橘系ボディスプレー&黒豆洗顔フォーム女子の部二位:フェイスマスク&ハーブ歯磨き粉シニアの部一位:持ち手がパンになってるバターナイフセットシニアの部二位:ガーリックの形のキッチンタイマーチーム優勝:ドミニカ高級トランプ、ドミニカの家が描いてある焼き物、タイノ族の焼き物、針金で器用に作られた物売りの人形をチームで分ける。子供の部:お勉強セット参加賞:スニッカーズなどのチョコバー(全て種類が違う)ボーリングそのものよりも、景品選びがなによりも楽しかった!!!探してる間にちょっと変わったかわいいものがたくさん見つかって、かなり迷ってしまった。探すのも楽しいし、またその景品をもらった人の反応をみるのもとても楽しみだった。私の場合、贈り物をするとき、自分が『ほしい!』と思ったもの、これがまず前提だ。それプラスその人が使ってる姿を想像したり、好みを考えたりして決める。景品でもほぼ同じ。この人、あの人だったらどんな反応するかな、とか考える。ドミニカは特に市場や小さい商店などに、かわいいものがいっぱい埋まってる。農家のおじさんがテキトーに作ったココナッツ人形などの作品達がちょこんとおいてあったりする。帰り際にはドミニカ中を回って雑貨発掘の旅にいきたいなーなんて考えてるよ。ゆくゆくは、「これ!」ってインスピレーションを感じた雑貨を日本中、世界中で買い付けて、また手作りして、自分のお店を開く、私のひそかな夢のひとつ。
夜、首都の韓国料理屋(通称 裏韓国)でお食事をした。久々のビビンバ、チヂミ、焼肉などに舌鼓を打った。韓国はやはり、日本のお隣さんなのだ、とつくづく実感する。食事ももちろんだが、エンターテインメントもしかり。かねてから噂に聞いていた、カラオケがある、ということで、そのまま二次会へ。ここは、ドミニカなのか、日本なのか、さては韓国なのか、よくわからない、異様な雰囲気、個性あふれるステージが続いた。見た目きれい目OLだけど浪速姉妹熱唱しちゃうT氏(ちなみに私は妹として、スカウト?されてしまった。。。)、スナックのママのごとく、居酒屋デュエットに誘うK氏、などなど、各々日頃秘めていたいろいろな思いを表現していたようだ。私も久々に熱唱できて、かなり楽しかった。
ここんとこ、オフィスや他の地域での仕事が多かったため、担当の村には久しぶりにいった。そしたら、農家のおじさんに、「しばらく来ないから、日本に帰ってたかと思ってたぞ」といわれた。正味一週間くらいしかたってないのだけど。。それだけ身近な存在に思ってもらえるなんてとてもありがたいことだ。村に頻繁にいくのは、「せまく、深く」普及活動ができるので、現地の事情をよく知り、農家とコミュニケーションとるにはとてもいいと思うけど、『効率性』『広範性』という面でみたらそれが本当に効果のあることなのか、私にはわからない。。私自身、村で農家の人たちと働くのが一番楽しいし、女性・子供なども巻き込んだ村落開発的な活動もどんどんやっていきたいと思っていた。でも、最近個人の隊員として目指す活動とプロジェクトの一員として求められている活動が必ずしも一致しないということを強く実感するようになった。もちろんどんな仕事でも、成果は必ず要求されてはいるが、プロジェクトの場合は客観的なデータが必要なのだ。だから、たとえばどれだけの人に有機農業技術が普及されたか、生産者の所得がプロジェクト前後でどれだけ変わったか、こういうことを考えて活動をしなければならない。どうなるんだろう、このプロジェクト。
やっと、ネットで注文してたパソコンが手元に届いた。もともと受注生産なので注文から二週間かかるのは覚悟してたけど、その後の国際便がやっかいだった。一番近い空港から電話がかかってきて、「パソコンは税関の手続きを経ないといけないから、時間がかかる」と。たぶん税関の手続き以上に、業者の仕事が遅かった。こっちからの度重なる催促の電話でやっと、荷物を持ってきてもらうことができた。これで、家でも心置きなくパソコンができる。Dellのinspiron。横長で見やすくそれでいて小型・軽量。しかも、CDもDVDも焼ける。セットアップの画面では、なんとバックミュージックもかかってる!これが、新しいパソコンか・・と感慨深かった。家に帰って早速、こっちで買ったCDを選曲して編集。なんだかわくわくする。