実は、21日に引越しをする。今の家は、オフィスの二軒先だし、チワワもいるので、よかったのだけど、水が常に不足することと、治安面で気になること、などを理由に家を出ることに決めた。
今度は一人暮らしだ。先輩が前に住んでいた家なので、あまり不安はない。停電した時は電気がない、これは前の家と一緒だけど、水はタンクが機能しているし、大家さんが気を使って水を分配してくれるので、困ることはなさそうだ。一階にはコルマドもあるし、市街にも歩いていけるので、便利。
新しい生活、とても楽しみ。

今日は、ハラバコアの農務省オフィスのフィエスタに参加した。会場は、サルトヒメノアというドミニカを代表する滝の近くにある、環境省の研修センター。
開始時刻30分後に着いたにも関わらず、誰もおらず。まあ慣れっこだけど。
しばらく、松、アカシアなど樹木の苗床をみせてもらったりしていた。それでも、誰もこない。敷地内の森林を散歩して自然農薬の材料になりそうな草花を探したり、小石ひとつなく、海のように、さらさらした砂の川で水につかったり、結局ぼちぼち集まってきた人たちと遠足のように、はしゃいでサルトヒメノアのつり橋を渡ったり、フィエスタにきたにも関わらず、自然を大いに満喫した。
結局2時間遅れでフィエスタはスタート。クリスマス仕込のバチャータ、メレンゲが流れ、一組、二組と、踊り始めた。でも、テクニコの人たち恥ずかしがりやだそうで、踊ろうとしない。人には「踊れ」というくせに。みんなが踊らない中で、踊るなんて、ますます恥ずかしいことだ。
お待ちかねのごはん。豚の丸焼き、鳥の炭焼き、モロ(ドミニカ赤飯)、ゆでキャッサバ、ゆでバナナ(バナナといえども、甘くない種類)、アボガドがど~ん、と並べられた。農務省、ということもあり、作物、家畜を生み出した大地に感謝をこめて、みんなでイタダキマス。実は豚の丸焼き、初めて食べたんだけど、香ばしい皮と噛み切れるか否か瀬戸際な状態に柔らかい肉の部分の味わい深いこと!クリスマスの料理なので、あまり普段は食べれない貴重な料理だ。
ハラバコアのフィエスタは手作り感あふれる、とても素敵なフィエスタだった。
家庭の味あり、歌のうまいテクニコのリサイタルあり、言葉遊びゲームあり、ととても楽しい一日だった。
朝、ハラバコアにいくときに、前から気になっていた屋台に顔を出してみた。
ラベガのハラバコア行きのグアグア乗り場の正面にある、プラタノフリトー、揚げサラミ、フライドチキンの屋台。いつも人だかりがでて、いい匂いがしているので、「きっと美味しいに違いない」と思ってたんだけど、勇気がでなくて行けずじまいだった。
でも、今日は朝ごはんを抜いてぺこぺこだったので、並んでみた。頼むタイミングをつかめずに待ってたら、()試食してみろって屋台のおじさんが、揚げたてのプラタノフリートを皿に入れてくれた。つぶしたプラタノ(料理用バナナ)をいったん揚げて、唐辛子、オレガノ、塩などで味付けをしたソースにからめたプラタノフリートは実に味わい深く、今までのプラタノフリートの常識を覆すものであった。
今日は、私の配属先IDIAF(ドミニカ農牧林研究庁)のフィエスタが首都近郊のサンクリストバルであった。ここの機関は、もともと農務省の一部だったのだが、より政治性を排除し、また効率性を求めるという目的のもとに、農務省から独立して、今にいたる。日本でいえば、農業試験場のような存在。でも政府機関にも関わらず、給料が高く、職員は日本人並みに、もしくはそれ以上にワーカホリックに働いている。評価システムもちゃんとしていて、例えば、一年間に何本の論文を発表したか、勤務態度など、何十もの人事評価基準があるらしく、それによって給料も変わる。それはなぜか隊員にも適応され、評価をされている、という噂。
このフィエスタでは、人事評価の高かった人物が皆の前で表彰される。賞によっては、給料の50%を上乗せ、というものもあり、皆の仕事へのモチベーションの高さも、なんとなく納得。
みんな切り替えがうまいのか、いつもの顔と全然違う。女性達はここぞとばかりに着飾り、まさに『美の競艶』。肩パッドが入って女王の貫禄を放っていた掃除のおばさん、超ミニスカワンピの広報の女の子、給料の四分の一を使ってまでサロンにいった受付のお姉さん。。。前日とのギャップがありすぎて、こわい。
男性陣も、ドミニカ人の血が騒ぎ出すのか、バスの道中、「俺たちは、今日一日は、独身だ~!」って叫んでたり、帰りのバスも興奮さめやまず、男子校の遠足のよう。下ネタ大合戦。うるさくて、ねむれなく、大変だった。

朝から、ハラバコアの商工会議所のディレクトールとの会合。台湾ミッションの援助で、普及予定の竹の農業用ハウスで、有機農業を導入し、近隣の農家に研修コースをやりたい、とのこと。私には決定権がないけれど、小規模農家でも無理なくできる竹のハウスは魅力的だし、より多くの人に有機農業を実践してもらいたいので、()ぜひ協力しようじゃないかという話になった。
会合の後、近所の中国系二世のアントニオ・チョンさんの屋上菜園をみせてもらった。いつも、一言話すたびに、「ワッハッハー」と笑う、とても明るい気さくなおじさんだ。
屋上には、カミオネータの荷台部分、ドラム缶などに、ほうれん草、パクチョイ、ネギ、レタスなどがところ狭しと植えられていた。有機肥料しか使用していないそうで、葉が青々として、美味しそうだった。
病虫害対策はどうしてるの?って気になったので聞いたら、「小鳥がやってきて、芋虫とか、全部食べていっちゃうんだよ~、ワッハッハー」って。本当に小鳥だけで防げるのか、と思うほど、虫食いも、病害もほとんど見られない。
今日は、リモナルの実験圃場用地で土壌調査のためのサンプルを採集した。まず、生い茂る雑草を刈り、①地面から20cm掘った後、シャベルにとった土の真ん中20%位の部分を切って、採取し、②地面から40cm掘ったところの土も同様に行う。これと同じことを10箇所以上行う、とても地道な作業だ。
終わった後は、圃場の主、ポルフィリオさんちでコーヒーとオレンジをいただく。
私、日本にいるときコーヒーって、香りだけ好きで、飲むことはほとんどなかったんだけど、ドミニカの、しかもここのは、やはり産地だけあって、香りも味もよく、気に入って飲んでいる。
うちの担当地域は、リモナルということもあって、リモン(レモン)、オレンジなど柑橘系の生産が盛ん。農家じゃない人も庭先に必ずといっていいほど、木がある。特にポルフィリオさんちのオレンジは、甘くって粒もぎっしりしてて、とってもおいしい。なので、いつも「オレンジ食べてけ」と言われると、食べたいので、一切遠慮しない。
いつもの思いつき的ちょっ旅。
今回は、北部地方の牧畜が盛んな街、サルセドへ。
以前から、「次のちょっ旅はサルセドだ」と思っていたので、待ってました、という感じだ。
郊外の博物館、『Hermanas de mirabal』というところを訪ねた。戦後ドミニカ共和国
を支配した独裁者、トゥルヒージョの暗殺計画の中心となった3姉妹の物語が、当時使用していた道具、写真、などとともに語られている。
写真で見る限り、実にエレガントな三人。しかし、暗殺時に流れた血を拭った
ハンカチ、秘密結社の時に来た真っ黒なドレスなどの展示を見るにつれてより生生しく、というか、リアリティを持って『革命の女達』としての人生を考えるようになった。

我が家のチワワに二匹の赤ちゃんが生まれた。お母さんはティリー(通称モチっ子)、お父さんは、同じく我が家のスクービー(通称いなり)。すごく内輪な夫婦だ。赤ちゃん達は手のひらを伸ばした位の大きさしかなく、ほんとうにちっちゃくて触ったら壊れてしまいそうだ。お母さんのお腹から出た赤ちゃんは寒さで凍えていた。フアナおばさんがランプをつけたり、毛布にくるんだりして暖めてくれているが、ミルクも全然受け付けないので、ちゃんと生きてくれるか、心配。
難産だったようで、モチっ子は赤ちゃんを産んだ後、亡くなった。モチっ子はいつも、私に噛み付いたり、吼えたり、私の部屋の前でう○ちしたりしていたけど、彼女のことを思うと、とてもせつなく感じてしまう。もう、私に吠え付ける子はいなくなってしまったのだ。。。。

