



昨夜の雷雨が嘘のような快晴。絶好のピクニック日和。
まず最初は、グアナフアト近郊のバレンシアーナ村を目指した。ホテルが市街からのバスの通り道になっていたので、バスが通るまで村まで、歩いて時間をかせぐことにした。
5km位歩いただろうか、それでもまだバスは通らない。「もう最後まで歩いてやる!」と思い、山道を間違え、転んだり、犬に吼えられつつも、なんとか到着。
村はひなびた感じでとても落ち着いている。中心のバレンシアーナ寺院からは、山々の美しい景色と町並みが見渡せた。たそがれている間に、いつのまにか、疲れも吹き飛んでしまった。この寺院の一部はグアナフアト大学の哲学科としてつかわれており、学生達が本を読んだり、議論をしたりする姿がみられた。さすが、文化と芸術の町、である。
帰りはおとなしくバスに乗り、市街へ。
次なる目的地はミイラ博物館。ミイラ博物館までも30分位坂道を歩いた。バスをどうやら間違えたらしい。でもそのおかげで、ローカルな街の雰囲気を堪能することができた。
博物間の中は狭くうすぐらーく、、ものものしい雰囲気で、私達の訪れを歓迎していた。
まず、angelitos(幼くして亡くなった子供達)の部屋へ。亡骸の写真とともに埋葬方法などが解説してあった。なくなった子供を抱いて写っている家族写真をみてると、本当に悲しい気分になってしまった。
次は、いよいよミイラの館へ。グアナフアトの独特な鉱物質によって、死体が腐植して骸骨にならずに、そのままミイラ化して保存されるのだ。
そこでは、軍服を着たままの男性、魔女狩りの犠牲になった女性、胎児など、老若男女、多種多様な人々が眠る、一つのコミュニティーのようだった。
それぞれのミイラは、髪の毛、ひげ、服などがそのまま残っていることもあり、死体とは思えないほど、リアリティーがあった。今にもガラスを突き破ってこちらに出てきそうなかんじ。
怖いのと、なんだか申し訳ないのとで、胸がいっぱいになり、あまりじっくりと見ることができなかった。私だったら死後は形が残らないほうがいいな。気づかれなくあの世で過ごせる。
ミイラの後は気分転換に、ピピラという独立運動の時に活躍したインディヘナの青年の像に上った。またもや雨が降ってきた。最近雨季めいてきたそうで、夕方はいつもこうなんだそう。チチャロンをつまみながら、ピピラ兄さんの像から「グアナフアトは、なんて趣があるのだろう」とたそがれていたのだけど、雨のため、おみやげ屋さんに入って尼やどり。
そこのおじさん曰く、銀産業が盛んなこともあり、日本の商社の人たちがよくきて、ネックレス、指輪なんかを沢山カードで買っていくそうな。「何人もの女の人に貢げるなんて日本人はなんて金持ちなんだ、うらやましい!オレなんてカミさんだけでいっぱいいっぱいなのに」と。おじさん、沢山稼いで愛人を持つのが夢なのだそうな。
グアナフアト最後の晩餐は、『Rincon del sabor」という緑あふれるトロピカルな雰囲気のレストランで、『シェフ特製ソースの鶏ステーキ』をオーダー。カリッカリの皮とジュージーミート、そして、味わい深い特製ソース。幸せをかみしめた。
ホテルに帰る途中、雷がはげしくなった。今夜は、雷&ミイラの残像のせいで、さらなる恐怖が。またもや、毛布にくるまって早く寝た。
1 件のコメント:
Hey what a great site keep up the work its excellent.
»
コメントを投稿