10/28/2006

Monte cristi






なぜ、乾いた大地はこうも人の心を魅了するのだろう。
ハイチのとの北部国境の小さな町、モンテクリスティへの旅。
キーワードは【アート】【素朴】【自然】。最近私の旅の傾向がわかってきた。この3つを満たした場所が、私にとっては最高の癒し・喜びの場のようだ。
まず、【アート】。街歩きをすると、昔ながらのビクトリア調を守りつつも、それぞれの家がとても個性的。
看板もセンスが感じられる。歴史を大事にしながらも、ウィットに富んでいる。
町の風景そのものが、アートなのだ。
雰囲気もとても【素朴】。有名な国立公園はあるが、観光地観光地してない。あくまでも、人々の日常生活の中にその風景があるかんじ。人も景色もよい意味で、飾り気がなくありのままなのだ。
モンテクリスティの【自然】は、私が住む緑豊かな農業地帯とは全く異なる。エアーズロックのような、[モロ]という岩山、乾いた断崖と青く澄んだ海とのコントラスト、一面に広がる塩田、珊瑚とマングローブ林に出会えるロスカジョスという無人島、浜によって異なる土や砂の性質ー。

バス片道3時間で、こんなに異世界にこれるとは思っていなかった。
ドミニカはまだまだ奥が深い。

10/14/2006

Mi reina





今日は同僚が一緒に活動している生産者の娘が結婚するというので、フィエスタに招待してもらった。
実は初のドミニカンウエディング。
がたがたくねくねの山道を一時間。junta de vicino(町内会)の集会場についたら、色とりどりの風船で飾り付けがしてあり、正面にはでっかいウエディングケーキ!おしゃれに着飾った子供達がいまかいまか、と花嫁の登場を待ちわびていた。
1時間半くらいまったかな。いよいよ花嫁の登場!
ウエディングドレスに包まれた彼女は本当に綺麗で、幸せそう。
入場時におコメを投げる、ということも忘れて見入ってしまった。
いいなあ。日本で式場でバイトしてた時もそうだけど、結婚式はいつでも自分のことのように感動してしまう。本人達ももちろんのこと、家族、友人、隣人、いろんな人の思いが為せるドラマがある。
とても素朴であったかい結婚式だった。

帰り道、上には満点の星、下にはサンティアゴの夜景が広がっていた。

10/13/2006

Mujer fuerte













今度、相方が女性グループでのcapacitacionをはじめる。
今日は、それに先立って、すでに女性グループに対して一連の研修をし、成功してる例をみに、サバネタのama de casa(婦人グループ)を訪ねた。
ここでは、【家具の装飾術】についての週二日計200時間のコースが行われ、今回はその作品発表会だった。ベッドの背もたれ、カーテンの飾り、ソファー、椅子、鏡などの布ワークの他に、空きビンを利用したカラフルな花瓶。それぞれの作品に作った人の純粋な思いが込められていた。
素敵な作品だから、売ればいいのにと思った。最初はインストラクターもそう提案したらしい。
でも、女性達は、作品に愛着もあるし、家庭で使いたいのは当然だろう。販売するのには乗り気じゃない。女性グループでの研修活動、というと現金収入向上、とかすぐに考えてしまうけど、それよりも一連の研修に耐えて作品を作って自信をつける、とか大切な人たちが使うものを自分で作れる、そのことが彼女達にとっては一番重要なのかなと感じた。みんなとてもいきいきしていた。
研修インストラクターの先生も「私、この仕事が本当に楽しくてしょうがないのよ」って、輝いた顔をしていた。こういう人に会うとこっちも嬉しくなる。

ここの女性グループの後、相方の友人でビスコーチョ(誕生日用のケーキ)ビジネスをやっている女性を訪ねた。すべて手作り、いろんな形のおやつ用のスポンジケーキ等おかしに限らずケーキを載せる台、年齢の数字の飾り ETC。 最初は家庭で作る程度だったらしいが、今では近隣の町やコルマドにも手広く展開しているそうだ。 
焼きたてのスポンジケーキをたくさん食べさせてもらっちゃった。ふわふわしてて、優しい味がした。

10/12/2006

De ninguno


最近、というかここ2ヶ月くらい、自分は風邪をひいている、と思っていた。
咳が出るし、ずっとハナがずるずるする。しかもハナはなぜか右だけ。
でも、具合はたまにお腹壊すくらいで別になんともない。
同僚に訴えたら「医者にいけ」とすごく進められた。こっちの人はすぐに医者にいくことを進める。
確かに街の人はよく医者にいく。解決の可能性は否めないけど、医者が来るまで何時間も待ったりできないし、病院にあまり信頼を置けない。
それに、別に我慢できないわけでもないので、自然治癒力にまかせている。
たぶん、風邪じゃないな。アレルギー説浮上。日々浴びている粉塵のたぐいが許容不可レベルを超えたんじゃないかと。日本でも、アレルギーとか無縁だったんだけどね。環境の変化はしょうがないです。

10/11/2006

Polliton



思わず笑みがこぼれてしまう、ドミニカ焼き鳥。この国は鶏好きにはたまらない国です。町中いたるところに、それぞれの秘伝の味・技を持った屋台、店があるのだから。
私も、赴任して3ヶ月くらいは、町中の鶏を食べ歩きました。
でもやっぱりおいしいのは、田舎の一般家庭で食べる鶏!そこあたりに放し飼いのやつを即調理してくれるから、本当にプリっとしててジューシー。
最近、私も家でおいしい鶏研究中。ハーブ(ローズマリー、バジル)、トウガラシ、ニンニク、塩、胡椒、醤油で鶏を漬け込んで・・・・!揚げてもよし、煮てもよし、焼いてもよし。美味です。

10/08/2006

Casi casi !


ついに!! 日本帰還まで、半年を切りました!!
二年間は、住むには長いけど、【何か】をやるには中途半端。最近それを感じます。
早く帰りたいけど、仕事を遣り残して帰るのはいやだなー。
誰かがいってたけど、ドミニカから見たら日本は近いけど、日本にいったら、ドミニカは文字通り地球の反対側になってしまう。って。
今は実感沸かないけど、実際そうなるのが怖いとは思う。
毎朝みんなとハグしている生活がいつかは終わりを遂げるのだと思うと、この瞬間瞬間を大切に過ごさないといけない気がしてくる。来年の今頃は、日本で凍えているのだから。

10/07/2006

Fiesta de leguminosa








今日は、担当地域周辺の生産者を招いて〈試験圃場見学ツアー〉と〈環境保全型農業入門講座〉を行った。普段、伝統的な農法でさつまいも、キャッサバなどの主食作物しか作っていない小規模農家に対して、新しい技術、作物を紹介し、興味を持ってもらう機会になれば、と。
生産者が集まり易いように土曜日にしたり、宣伝活動も精力的にやったけど、本当に人が来るのかはふたをあけてみないとわからず不安だった。でも、結局30分くらい過ぎてからぼちぼち人が集まりだし、適度な参加者数を得た。
みんなで仲良く朝ごはん(豚のチチャロン、パン、卵、プラタノ茹で)を食べた後、講座からスタート。その後畑に移り、緑肥、東洋野菜、有機肥料などの説明をして回った。
この国は特にそうだけど、試験部門と、普及部門が完全に乖離しているのが問題。試験は研究員の単なる知的好奇心に終始してしまってる傾向があるし、普及部門にも新しい技術等の情報はなかなか入ってこないから、農家にも移転されないのは当然だ。今回のように試験の現場にどんどん農家が簡単にアクセスでき、利用できるようにしてかなきゃね。

10/06/2006

Barriga vacia


ベネズエラからの石油輸入がストップした関係で、最近ガソリンがない!!国中のガソリンスタンドは長蛇の列。特にラベガはバイクが多いので、ガソリン待ちのバイクがうじゃうじゃ。誰か有名人でもきてるんじゃないか、と思うぐらいの混雑ぶり。
ディーゼルはもっとない。ラベガ中のスタンドにいっても、どこも乾ききっていた。近隣の大都市もなし。
ニュースによると、タンカーは港についたようなので、あとは、首都から地方に供給されるかどうか、という段階らしい。
本当勘弁してよ、うごけないじゃん。

10/05/2006

Mejor vista


ホームタウン、ブエナビスタ町役場が二周年を迎えるというので記念式典に参加してきた。
バトンチーム、鼓笛隊などの入場行進の後は、教会でミサ。実は、私大聖堂のミサはいったことあるけど、一般の教会のははじめてなのだ。
神父さんのお話の合間には、生バンドの歌。ゴスペルみたいなのかとおもいきや、打楽器を多用したかなりダンス&ソウルなサウンド。いうなればサンバのような趣。神様どころじゃなさそうなきがするんだけどな、体を動かさずにはいられないかんじ。
そして、第二の発見。神父さんのありがたいお話が終わった後、彼の前には列ができ、白いせんべいのようなものを配りはじめた。お菓子のようだが、それにしては皆口を全くもぐもぐさせない。興味深深だったが、異教徒の手前、積極的になれず。後で聞いてみたら、それは【パン】なのだそうだ。実際には、白い粉を平たくせんべい状にしたもので口に含んだとたんスッと溶けるのだそう。
そして、第三の発見。全てのミサの儀式が終わった後、隣、前、斜め、とにかく誰とでも、老若男女、知り合いであるなしに関わらずハグをする。かなりたじたじしてしまった。 へんなかんじ。このハグは日本でいったら乾杯のような行為なのかな、なんて勝手な想像をしてしまったりもした。
ミサはなかなかおもしろいものだ、またいきたいな。

10/04/2006

seriamente




いつも作業を手伝ってくれるハーブ園の人夫さんの話。 

働き者で、責任感が強く、気さくな彼は、話すことはできるが、耳が聞こえない。

最初はどのようにコミュニケーションをとったらよいのか、考え苦労していた。

苗の水のやり方、種のまき方、細かい説明もあるので大変だ。 しかも、紙で説明、というわけにもいかない。学校で文字を習う機会がなかったのだから。

うまく伝わらなくて作業がうまくいかない時もあった。

でも、聞こえないことは大して問題にならないと最近思う。

うまく伝わらなかったのは、こちらのコミュニケーション不足に他ならなかった。

彼と話しているとコミュニケーションの手段は、言葉のみにあらず。 目、指、口の動き、全身等。。人そのものを総動員してコミュニケーションは成り立っているんだって実感できる。

最近は苗うんぬんの話だけでなく、家族や日本のことなども話したりする。 とても楽しい。

農務省から給料が二ヶ月も払われてないというのに、毎日夕方六時に水遣りをしてくれるし、荒地に1m×2mの穴を掘ろうとしたときも、彼は朝六時から来て掘ってくれていた。本当に頭が下がる思いだ。

10/03/2006

Curpa tuya!!!!!!!


アメリカ文化圏はよくある話かもしれないが、ここドミニカ共和国もアル意味分業主義だ。ひとつの仕事を皆でやるのではなく、Aさんの仕事、Bさんの仕事、というふうに分かれている。アメリカ等では、システマチックに勤務体制は確立されているが、ここは、少し違った分業主義だ。 例えばAさん担当の仕事が余計に入ったとしても、Bさんは、「 自分の仕事じゃない」 と引き受けない。これはよくある話だ。でも、誰が担当だかよくわからない仕事が入ったとき、「やります」と名乗りでるのではなく、「自分の仕事じゃない」 、「 あの人の仕事よ」と責任ノガレ。 

何か問題が生じても処理する人がいないから、結局はそのまま放置されることもしばしば。。。仕事でも、プライベートでも、そう!!!

今日オフィスでパソコンやってたら、ナンシーが床掃除にやってきた。いつも、椅子とかにジャマにならないようにやってくれるから安心してたんだけど、彼女がやり始めたとたん、パソコン終了。

凍ったね。周りにいた人も。

その瞬間、なんていったと思う?「私じゃないわよ。」

あきらかにパソコンに近づいたあなたじゃない」 といいたかったけど、あまりにも「 私じゃないわよ」と主張する彼女に、開いた口がふさがらず。。しまいには、「 パソコンがおかしいのよ」とさらり。

あと2行くらい書いたら保存ってとこだったのに。一生懸命書いた長編、その後もう一度書いたのはいうまでもなしです。。。。。

ちょっと話がずれたけど、「 私じゃない」「 俺じゃない」発言多すぎ。何とかして、お願いだから。

10/02/2006

y falta de capacidad

最近、日本の某女性誌を入手した。

今回の一大特集は、【 夢をかなえるタイムマネジメント】。

人間誰しも平等に与えられている24時間を有効に使い、仕事、プライベートをより充実させるためのテクニックが展開されている。

その中でもおもしろかったのが、「あなたのタイムマネジメント傾向診断」 。テスト1~3まで各10個くらいの質問に答える。

ちなみに私は、〈優先順位混同型〉 だった。一言でいえば、努力の割りに結果はイマイチ、だそう。今の仕事の姿勢が、努力に値するかは謎だけど、確かに労働時間、疲労感多い割には、成果なし感あり。

このタイプの人は、仕事が集まってきやすく、いっぱいいっぱいになる傾向が強い。優先順位がつけられす、短期的な仕事を優先しがちだそう。長期的視点に欠ける、たしかにそうかも。 行き当たりばったりに、目の前にやっつけなきゃならない仕事からやってるよなあ。

解決は、仕事のリストアップと、優先順位付け、とのこと。 「むしろ緊急じゃない仕事から、やることで、余裕が生まれる」とアドバイスされてるけど、それって難しいよ。。。

前途多難です。

10/01/2006

Bienvenida a Jarabacoa





今日は、ミステリーハンタージョリーのハラバコア案内。
ドミニカ国内でも名高い、美人の産地で知られるハラバコア。ミスユニバースのドミニカ代表もここ出身とのこと。まずは、明日のプリンセスに会うべく、リモナル村を訪れた。
ジュリー(18。ちなみに誕生日は私と一日違い。)。辺鄙なところに住んでいながら、いつも好奇心旺盛で、勉強する意欲もある、才女。宗教に関しても非常に斬新な考えをもっている。プロマイドをゲット。

次は、ハラバコアの【水のいづる処】という由来を受け、聖水めぐり。
まずは、ヒメノア滝。つり橋をするするとわたると、雄大な滝の姿が。日本でも一時期流行ったマイナスイオンが惜しみなく注がれる癒しスポット。滝の流れ、またその音にすべてを委ねてしまいたい気がしてくる。
この後は、ロマンティックなスポット、ラコンフルエンシアという川へ。ヒメノア川(冷たい)とジャケ川(温かい)が交わるところで顔を洗ってみよう。すると。。。!実は運命が変わってしまうのです。私も3回くらい運命変えました。ここには、切羽詰った感じの人がしばしば訪れるとか。
聖水めぐりはまだ終わらず、ボーマという集落にある、名もなき川。周りには虫の音と川のせせらぎしか聞こえない。まさに静寂の美。沈みゆく日の光を浴びながらススキが風邪に揺れ、とんぼが舞う。少し懐かしい。牛が水をあびる、その行為に自分が同席していることがとても素敵なことに思えてくる。

ハラバコア聖水めぐり、まだまだ奥が深いです。