11/29/2006

Sr. Hindu


最近、雨づいてる。ちょっと前まで乾きに乾いていたのに。

いつも村にいくとき通る橋、雨のせいで橋が濁流の中に水没していて橋としてもう機能しなくなっていたよ。(写真参照)こりゃ水浴びしてる場合じゃないね。

水浴びといえば、沐浴。

沐浴といえば、昼に馴染みの姉ちゃんがいる食堂にいったら、インド人紳士と同席した。前にも何回か見て面識はあったが、話すのははじめて。この人の席しか空いてなかったし、ドミ人の相方が興味深々だったので、「ご一緒してもよろしいかしら」と挨拶。

彼は、みるからに神様風。サンタのような白ひげで、服装もいたって質素。動作もゆっくりしており笑顔も少なく、凡人と一線を画していた。今宗教関係の仕事をしていて、在ドミ20年。世界中の貧困をなくす方法を模索しているそうだ。

驚くべきことに、以前マハトマ・ガンジーと一緒に仕事をしてたらしい。そんな人がなんでドミニカに長期間いるのか、なぜ毎食ドミニカ定食(赤豆スープごはん&鶏肉&サラダ)を食しているのか。。は、今は問わない方がよいだろう。

彼とはいろいろ話しをした、というかしたと思う。というのも全く会話がかみあわなかったのだ。「20年いるんだったら、もうプラタノ化しちゃったね」とか、ドミニカ庶民と話すかんじで話したら。「。。。。。。。。無言。」 言葉ではなく心で会話せよ、ということなのか。もしくはそもそも私のような俗世間の人間が話しかけてはいけないようなやんごとなき人だ、と示唆しているのかもしれない。楽しい会食会のはずだったが、私にとっては修行だった。

もっとも、紳士の白ひげにいつ、アビチュエラソースがびちゃっとついてしまわないか、と気が気でならなかった、本当そればっかり考えてた。

11/24/2006

No me dijiste na


今日はDELEのスペイン語試験の中級を受けに行った。スペインのサラマンカ大学が監修している国際的なスペイン語能力試験。初級はこの前受かったことが判明したので、(結果は一年後にやっと確認しにいった。。)無謀にも中級を受けた。リスニング、読解、語彙・文法、作文、面接の試験がある。
スペイン語を日常で使ってるうちに一生ものの試験を受けておきたいな、と思ったの。日本に帰ったら忘れそうだしね。

しかし、ここはドミニカ。試験会場にいってみたら、なんと他の受験生はみんな昨日面接試験を終えていたのだ。おととい受験生には電話で面接日変更の連絡がいったらしい。私、きいてない。その時そういえば村にいってたから、携帯も通じなかったかもしれない。でも重要な試験の連絡を普通二日前やそこらでするか?予定が狂うじゃん。日本だったらありえないよね。

まあ、なんとか全部の試験の後に面接試験をやってもらえることにはなったんだけど、かなりあせったよ。実はもう一人、面接を今日やる羽目になった受験生が。その名もサンドラ。スイス人でドミニカには友人を頼ってスペイン語を学びにきている。バイクに事故られたばっかりで、テストどころではなかったそうな。全身針だらけ、大丈夫か、おい。 っということは連絡なかったのは私だけか。
ぶっとんでた彼女との会話はとても楽しかった。中でもドミニカ人からアメリカ人だとかってに決め付けられて話しかけられたときのリアクション。般若のようなすごい顔。「お願いだから、アメリカ人って呼ばないで」って。切実にお願いしていた。言われ疲れたんだろう。日本人にとっての「チーナ」とおんなじ感覚か。サンドラの気持ちがすごーくわかるだけに笑えた。
写真のは初級の認定証。

11/18/2006

Reunion de los perritos


ドミニカは、中南米一安全な国、と言われているが、夜間はあまり出歩かないようにしている。最初は、窃盗とか、酔っ払いに絡まれるとか、そういうことを気にしていた。

でも、最近人はあんまり怖くない、と思えるようになった。暗闇で誰かとすれ違いそうになったら、笑顔で〈やあ元気かい〉とこっちから話しかければ、向こうは〈元気さ、ありがとう〉と返さなきゃならなくなってくる。言葉を交わせば、こっちも、向こうも恐怖心、警戒心をかなりのレベルまで下げることができる。犯罪に会う前に友達になっちゃおう作戦だ。もちろん、スラム街や大都市では、通じにくいが。。。。

最近は野犬が怖い。こればっかりは、笑顔やあいさつで〈うん、犬わかった〉となるものでもない。昼間は、灼熱の太陽の下、極めて温厚な、または怠惰な犬達も月夜の手を借りて、獰猛に姿を変える。ちょっと油を買いに―、と思って出たときなど、何度吼えられ、噛まれそうになったことか。この前は、夜公園近くで、犬15匹くらいが、一堂に会し、寄り合いを開いていた。人間淘汰計画について協議でもしていたのだろうか。ドミニカ人の会議よりも熱心そうな参加ぶりであった。

そういえば、日本で、36年ぶりに狂犬病発症者がいたそうな。フィリピン由来だってね。

注射指導が徹底してる日本ではさすがにないけど、海外の犬は、危険がいっぱいだ。町には、鯖の目をした犬が闊歩している。「よーしよしよしー、わんちゃん、かわいいでちゅねー」なんて、やってると、ガツっと噛まれるので、注意。

11/14/2006

pobresita habichuela



これじゃ、アビチュエラの立場がない。
今日は、職場の実証部門の会議が開催された。
私はR研究員と試験を今月末から行うにあたって、計画の説明をしていた。
小規模農家がこの時期に栽培する、伝統作物のアビチュエラ(いんげんみたいなやつ)における、にんにく自然農薬効果試験。
この実験計画を策定するために、R研究員と何度も協議を重ねて、いよいよあとは実行に移すだけ、という段階だった。
しかし、会議の場になって、Rがいきなり、「アビチュエラはお金にならない」とか、「金になる東洋野菜でやろう」とか、勝手なことを言い出した。しかも他の研究員も「野菜の方が症状的にも深刻だし、経済的にも重要だ」とか言い始めた。
私は、アビチュエラの病気に困っている村の小規模農家の手助けをしたい、と思って、そうしたのに。そして、Rも合意したのに。もちろん、実証部門の親玉は対象を輸出農家や大規模農家にしているし、商業活動に力を入れているから、経済的なインパクト、という意味では、東洋野菜ははずせない。
しかし、プロジェクトで対象としてるのは、細々と伝統作物を作っている小規模農家なのだ。
この観点が欠けている。
結局会議の流れで、いつのまにか、主要輸出品目である「三尺ささげ」において試験をすることになった。同じマメ科だから、同じ試験内容で大丈夫でしょう?って。おい、まて!!病気も害虫も違うし、栽培管理も違うのに、どう同じにやるっていう安易な発想になるのかな。
私、うんとも何もいってないのに。
最初の計画に同意していたはずの研究員も、上司も頭は「三尺ささげでいっぱい」だ。信じられない、これを裏切りとよばずに、他の表現があるのか。
結局、事前農家調査等相当準備したのに、あとちょっと、というところでまた振り出しに戻ってしまった。ここで、仕事をしていると、あまりにもこういうことが多すぎる。何度怒りを抑えたことか。

でも、アビチュエラは、だめなのに、なんで、さつまいもの試験はいいわけ?これ、かなり問いただしたい。さつまいもの経済的魅力とは?そこの研究員さん!
アビチュエラは毎日毎食、食卓に上がるし、加工の幅もある。でも、さつまいも、実際に家で食べてる人をあんまりみないし、市場価値も低い。アビチュエラがそんなに嫌いなのか?

アビチュエラをばかにするもの、アビチュエラに泣く。

11/12/2006

Lago enriquillo












バラオナから、ワンボックスを借り切って、ハイチ国境近くまで伸びる、塩水湖ラゴエンリキージョへ。車を降りたところから、さっそくかわいいイグアナワールド。こんなに近くにいるなんて、不思議なかんじ。やっぱり昔恐竜はいたんだろうな、と簡単に思わせてしまう。
この湖は、600年(?)前、海で隆起してできたため、湖になったのだそうだ。海水の二倍もの塩分が含まれているんだった。道は、真っ白な珊瑚のかけらでいっぱいだ。でもそれにしても盛り上がりすぎ。
入り口付近には、天然の硫黄プール。なつかしい日本の温泉の匂いだ。暖かかったらもっとよかったのにな。
湖畔までてくてく歩き、ボートでカブリータ島へ。っと思ったら、なんとワニ発見!意外と紳士。ゆったりと、水遊びを楽しんでいた。さすがに、ここでは、泳げないよね。ボートのおじさん曰く、昔友達がワニに食いちぎられてなくなったらしい。
島は、いろんな種類のサボテン、サソリ、ハーブ、そして目が赤いイグアナちょっと変わった生態系に出会えた。
後で聞いた話だと、五年前くらいまでは、この国でもイグアナを食していたらしい。淡白な味、とのこと。

11/11/2006

Bahia de las aguilas







ついに出逢ってしまいました!

夢に描いていた、カリブの海に。

私の任地から、六時間、中継地点のバラオナからさらに、四時間。南西部ハイチとの国境の辺鄙としかいいようがない場所。バスで船つき場までいき、ボートに乗ってついた場所は、まさに地球上にいるのか、と思えるような楽園でした。

海底まで見渡せる透き通った海、ブルースカイ、真っ白な砂浜。周りのサボテン、乾いた岩肌がさらにその美しさを引き立てていました。

ここで、初めてハリセンボンなるものをみました。

しかもちっちゃい赤ちゃん!かなり浅いところにもいて、私の周りに集まってくる。

手できゅってつかもうとすると、一丁前にはりをピッと出して、威嚇する。全然痛くないんだけど。危機を感じると、小さなおしりをプリプリーって振りながら、泳いでいくの。もうかわいくてしょうがないです。他にも、ヒラメや、小魚も沢山。

ぷかぷかと時を忘れてゆっくりとしてしまいました。

11/06/2006

Bavaro












連休を利用して、ドミニカで一番、美しいと呼ばれているババロビーチの五つ星オールインクルーシブホテルに泊まった。海、食事、部屋、どれを取っても、日常のストレスから身を解き放ってくれるような素晴らしい空間だった。中でも、さすが、五つ星、と思わせる、サービス。これにはびっくりした。
スタッフは、早足で颯爽と歩き、声をかけるなど気配りも忘れない。また、こちらが、「ありがとう」といったら、笑顔で「con mucho gusto (喜んで)」と必ず答えてくれる。普段の生活で、この単語を口にしているドミニカ人に会ったことがない。てきぱき仕事をこなす人にも。 ここで働いている人たちは、きっと、自分の仕事に誇りを持っているに違いない。そして、この仕事が楽しくてしょうがないっていう雰囲気も伝わってくる。どんなトレーニング、モチベーション向上を試みているのか、とても気になるところだ。
サービスがよいと、本当にストレスフリーで、リラックスできる。
また一週間がんばろう。