11/14/2006

pobresita habichuela



これじゃ、アビチュエラの立場がない。
今日は、職場の実証部門の会議が開催された。
私はR研究員と試験を今月末から行うにあたって、計画の説明をしていた。
小規模農家がこの時期に栽培する、伝統作物のアビチュエラ(いんげんみたいなやつ)における、にんにく自然農薬効果試験。
この実験計画を策定するために、R研究員と何度も協議を重ねて、いよいよあとは実行に移すだけ、という段階だった。
しかし、会議の場になって、Rがいきなり、「アビチュエラはお金にならない」とか、「金になる東洋野菜でやろう」とか、勝手なことを言い出した。しかも他の研究員も「野菜の方が症状的にも深刻だし、経済的にも重要だ」とか言い始めた。
私は、アビチュエラの病気に困っている村の小規模農家の手助けをしたい、と思って、そうしたのに。そして、Rも合意したのに。もちろん、実証部門の親玉は対象を輸出農家や大規模農家にしているし、商業活動に力を入れているから、経済的なインパクト、という意味では、東洋野菜ははずせない。
しかし、プロジェクトで対象としてるのは、細々と伝統作物を作っている小規模農家なのだ。
この観点が欠けている。
結局会議の流れで、いつのまにか、主要輸出品目である「三尺ささげ」において試験をすることになった。同じマメ科だから、同じ試験内容で大丈夫でしょう?って。おい、まて!!病気も害虫も違うし、栽培管理も違うのに、どう同じにやるっていう安易な発想になるのかな。
私、うんとも何もいってないのに。
最初の計画に同意していたはずの研究員も、上司も頭は「三尺ささげでいっぱい」だ。信じられない、これを裏切りとよばずに、他の表現があるのか。
結局、事前農家調査等相当準備したのに、あとちょっと、というところでまた振り出しに戻ってしまった。ここで、仕事をしていると、あまりにもこういうことが多すぎる。何度怒りを抑えたことか。

でも、アビチュエラは、だめなのに、なんで、さつまいもの試験はいいわけ?これ、かなり問いただしたい。さつまいもの経済的魅力とは?そこの研究員さん!
アビチュエラは毎日毎食、食卓に上がるし、加工の幅もある。でも、さつまいも、実際に家で食べてる人をあんまりみないし、市場価値も低い。アビチュエラがそんなに嫌いなのか?

アビチュエラをばかにするもの、アビチュエラに泣く。

0 件のコメント: